右前?左前?迷うことなく着られるHitoMiの浴衣
「浴衣は可愛い。できれば着てみたい。でも…」
浴衣や和装に手を出しにくい理由の中でもトップクラスにあるのが、「着付けに自信がない」ではないでしょうか。
特に、見頃の合わせ。右前?左前?間違えると彼岸の方になってしまう。考えるほどにミギヒダリに迷い、誰からみて右前なのかももう微妙。ネットに溢れかえる様々な情報、着物警察という怖い存在、日本人なのに日本文化がもうワカラナイ(泣)。これは今の時代に生きる私たちの多くが抱えている心配です。
HitoMiは考えました。もういっそ考えずに着付けできるようにしよう!と。
HitoMiの浴衣は、右の前身頃に「HitoMi」のブランドタグが付いています。随分と変な位置に付いていますね。普通、ブランドロゴは、襟の後ろとか、脇につくことが多いもの、なぜ前身頃に?
(※普通浴衣も、二部式浴衣も同じ位置に付いています)
実は、このタグは着付けの時にとても大切な目印の役割をします。
浴衣を羽織り、このブランドタグを隠すように左見頃を重ねる。=自然に正しい合わせの完成。となります。タグを隠せばOK、難しいことは考えない、タグが見えなくなれば正しい。それだけを目指します。
(※いわゆる、「右前」が自然に作れます。和装の合わせは男女共通です。)
腰紐も同様です。約2mありますが、この真ん中にブランドタグが付いています。このタグをおへその上へ当てて、背中へ回して一回転。自然に左右対称の長さで腰紐が結えるようになります。「あっ、片っぽ短い!(T^T)」がなくなるわけですね。
考えることは少ない方がいい、簡略化できることはした方がいい、手抜き?邪道?それでも構いません。正統派で正しく進んでゆける方はぜひそのまま進んでいただけると幸いです。しかし、楽しく、着やすく、気軽に浴衣を楽しむために悩みが減るに越したことはないのではないでしょうか。同じ悩むならば、浴衣を着てお出かけして、何を話そう、何を食べよう、と悩む方がずっとずっと建設的な悩みだと思うのです。
経済発展に伴い、自国の伝統的な民族衣装を自分で着られない世代が増える。
これはどこの国でも抱える共通の悩みです。日本もそしてインドも例外ではありません。少しずつ繋ぎ、続けて誰かへ引き継ぎたい、ひとりひとりが少しだけ浴衣を着る機会を増やせば、この杞憂も減るかもしれません。みんなで楽しく浴衣ライフを。
今年の夏は今年だけです。
May the Kawaii be with you.
かわいいと共にあらんことを
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